X(旧Twitter)の公式APIには、もう月額プランがありません。クレジットを購入し、リクエストのたびにその残高から差し引かれる従量課金です。ポスト1件の読み取りは0.5セント、ユーザープロフィール1件の読み取りは1セントです。以下では、公開されている単価、よくある用途ごとの費用、公式APIを使うべきケースをまとめます。

料金はすべて2026-10-09にX APIの料金ページで確認したものです。Xは料金が変更される可能性があり、最新の単価は常にDeveloper Consoleに表示されるとしています。予算を組む前にConsoleを確認してください。

月額$200と$5,000のプランは廃止

X APIは長年サブスクリプションで販売されていました。有料プランの入門は月額$200、その上は月額$5,000でした。

GIGAZINEの報道によると、@XDevelopersは2026年2月6日に従量課金の一般提供を発表しました。2025年10月ごろからクローズドベータで提供されていたものです。旧Freeプランの利用者には、1回限りの$10分のバウチャーが配布されました。

Open Terms Archiveも同じ変更を記録しています。定額の$200と$5,000のプランが従量課金に置き換えられました。また、商用利用には引き続きEnterpriseプランが必要だと指摘しています。販売する製品を作る場合は、従量課金で足りると考える前に現行の規約を読んでください。

先にクレジットを買い、リクエストごとに支払う

料金ページの説明は数行です。サブスクリプションはありません。Developer Consoleで事前にクレジットを購入し、各リクエストの公開単価が残高から差し引かれます。

そのためにはX開発者アカウントの準備が必要です。X APIの概要では、console.x.comで登録し、アプリを作成して、そこから認証情報(APIキー)を取得するよう案内しています。

読み取りはポスト1件$0.005、ユーザー1件$0.010

現在の料金ページに載っている主な単価です。

操作料金単位
Posts: Read$0.005リソース(ポスト)1件あたり
User: Read$0.010リソース(ユーザー)1件あたり
Owned reads$0.001リソース1件あたり
Post: Create$0.015リクエスト1回あたり
Post: Create(URL付き)$0.200リクエスト1回あたり

単位の列に注目してください。読み取りはリソース単位、つまり返ってきたポストやユーザーオブジェクトの件数で課金されます。100件のポストを返す1回のHTTPリクエストは、ポスト読み取り100件分として$0.50になります。書き込みはリクエスト単位です。

自分のアカウントのデータを読むOwned readsは$0.001と安価です。費用がかさむのは、他人の公開ポストやプロフィールの読み取りです。

従量課金はポスト読み取り月300万件まで

従量課金は、月間の請求サイクルあたりポスト読み取り300万件までです。それを超えるとXはEnterpriseを案内します。1件$0.005なので、上限に達するまでに$15,000かかります。小規模なプロジェクトではまず届きませんが、大量のポストを読むモニタリングやリサーチのパイプラインでは到達することがあります。

この上限はレート制限とは別のものです。レート制限は、各エンドポイントで15分ごとに送れるリクエスト数を制限します。詳しくはTwitter APIのレート制限の解説(英語)をご覧ください。

現在のキャンペーン

料金ページには現在、次の3つのキャンペーンが掲載されています。

  • 対象となるカードを初めて登録すると$20分の無料クレジット。
  • 初回の自動チャージに同額を上乗せ(上限$50)。
  • 最大20%をxAI APIのクレジットで還元。

キャンペーンは基本単価よりも頻繁に変わります。上記の日付時点のスナップショットとしてお読みください。

用途別の費用の目安

以下の例は基本単価だけで計算し、キャンペーンは含めていません。

ポスト1,000件で$5

月間のポスト読み取り数ポスト1件$0.005での費用
1,000$5
10,000$50
100,000$500
1,000,000$5,000
3,000,000(上限)$15,000

100万件の読み取りで$5,000。旧月額$5,000プランと同じ金額です。

プロフィール10,000件で$100

ユーザー1件$0.010なので、プロフィール取得10,000件で$100、100,000件で$1,000です。ユーザー読み取りはポスト読み取りの2倍の単価です。アカウントリストを補完する製品(たとえばフォロワー数や自己紹介を取り込むCRM)では、プロフィールが最大のコストになることがあります。

リンク付きの投稿は$0.015ではなく$0.20

通常の投稿は$0.015なので、1,000件で$15です。URLを含む投稿は$0.200なので、1,000件で$200です。リンクを共有する予約投稿ツールやボットでは、URL付きの単価で予算を組んでください。通常の単価で見積もると、大幅に低く見積もることになります。

小規模な分析ツールで月$360

毎月ポスト50,000件を読み、プロフィール5,000件を取得し、リンク付きの投稿を300件行うツールの場合です。

  • ポスト50,000件 x $0.005 = $250
  • ユーザー5,000件 x $0.010 = $50
  • URL付き投稿300件 x $0.200 = $60

キャンペーンのクレジットを除いて月$360です。そのうち$300が読み取りです。

投稿には公式APIを

当社はサードパーティの読み取り用APIを運営していますが、次の場合は公式APIをおすすめしています。

  • 投稿やユーザーに代わる操作。 投稿の作成、リプライなど、ユーザーに代わって行う操作には公式APIとユーザーの認可が必要です。投稿には公式APIが適しています。
  • 自分のアカウントのデータ。 Owned readsは$0.001と安く、X自身の経路で自分のデータを読めます。
  • Xとの契約。 Xとの直接契約、明文化されたデータライセンス、コンプライアンス上の記録が必要なら公式を選んでください。
  • 変更の告知。 Xは自社APIの変更を告知します。サードパーティの提供元にはプラットフォームとのそうした関係はありません。
  • 非常に大きな量や商用の条件。 ポスト読み取りが月300万件を超える場合や、規約上必要な場合はEnterpriseが必要です。

公開データの読み取りならサードパーティAPIが安い

費用の大半が公開データの読み取り(検索、ユーザーのタイムライン、フォロワー一覧、プロフィール取得)なら、サードパーティAPIは公式単価のごく一部の費用で済みます。これらはXとは提携しておらず、公開データだけを返します。課金単位も異なり、返された件数で課金するところもあれば、コール単位のところもあります。そのため、表面上の数字ほど単純には比較できません。

TwittrAPIもその1つです。当社はAPIコール単位で課金し、Scaleティアで1,000コール$0.065から、Volumeで$0.075、Standardで$0.09です。公式APIと比べてみます。プロフィール取得は1件1コールなので、1,000件の取得は当社で$0.065〜$0.09、Xのユーザー読み取り単価では$10です。検索やタイムラインの比較は、1コールで返る結果の件数次第で、エンドポイントやクエリによって変わります。ツイート単価の数字を信じる前に、ご自身のクエリで試してください。

各社の比較は2026年の最安Twitter API(英語)にまとめています。「開発者アカウント不要」が実際に何を意味するかは、開発者アカウントなしでX APIキーを取得する方法(英語)をご覧ください。当社の現在の料金は料金ページに、リクエストの仕組みはドキュメント(英語)にあります。$0.10のテストクレジット付きのキーはこちらから取得できます。

よくある質問

X APIの月額料金はいくらですか?

固定の月額料金はなくなりました。Developer Consoleでクレジットを購入し、リクエストごとに単価が差し引かれます。ポスト読み取り1件$0.005、ユーザー読み取り1件$0.010、投稿の作成1件$0.015、URLを含む投稿1件$0.200です。月の支払額は、どれだけ読み書きするかで決まります。

X APIの無料枠はまだありますか?

月ごとの無料枠としてはありません。従量課金は前払いのクレジットで動きます。料金ページには現在、対象となるカードを初めて登録すると$20分の無料クレジットが付くと記載されています。また、従量課金の開始時には旧Freeプランの利用者に1回限りの$10分のバウチャーが配布されました。

1か月にポスト読み取りが300万件を超えるとどうなりますか?

従量課金は、月間の請求サイクルあたりポスト読み取り300万件までです。それを超える場合、XはEnterpriseプランを案内します。

X APIを使うには開発者アカウントが必要ですか?

はい。公式のAPIキーはconsole.x.comで発行され、そこでアプリを作成して認証情報を取得します。公開データ向けのサードパーティAPIは独自のキーを発行します。違いは開発者アカウントなしでX APIキーを取得する方法(英語)で説明しています。

出典